無印良品の石鹸を一ヶ月使い比べた使用感レポート
無印良品のバーソープは、白くシンプルな見た目で共通しているため、店頭では違いが分かりにくい商品です。実際に泡立てて使うと、香りの強さ、洗い上がりのしっとり感、溶けやすさにかなり個性がありました。
今回は、購入時に無印良品の店舗とネットストアで確認できた固形石鹸を集め、顔と身体の洗浄に一ヶ月使いました。入浴後の肌状態だけでなく、浴室に置いたときの扱いやすさ、1個あたりの価格も比べています。
肌質や好みで評価は変わりますが、乾燥しやすい人、汗やニオイが気になる人、香料が苦手な人では選ぶべき商品が異なります。購入時期によって価格や販売状況が変わるため、金額は確認時のおおよその目安として紹介します。
比較した無印良品の固形石鹸
今回試したのは、無添加せっけん、マイルド保湿石けん、薬用デオドラント石けん、オリーブオイル石けんです。店舗によって在庫や取り扱いに差があるため、現在販売されている商品をすべて同時に購入できるとは限りませんが、無印良品の定番として見かける種類を中心に選びました。
無添加せっけんは、香料や着色料を使わないシンプルなタイプです。白く平たい形で、表面には商品名などの刻印がほとんどなく、原料由来の控えめなにおいだけが感じられます。マイルド保湿石けんは、やや丸みのある白い石鹸で、洗浄後のつっぱりを抑えたい人向けの印象です。
薬用デオドラント石けんは、ほかの商品より少し硬めで、清涼感のある香りが特徴でした。オリーブオイル石けんは自然な油脂の香りがあり、見た目も素朴です。いずれも紙箱入りで、無印良品らしい簡潔なパッケージにまとめられています。
泡立ちと香りを比べた結果
泡立ちが最も早かったのはマイルド保湿石けんでした。泡立てネットを使うと、きめの細かい柔らかな泡がすぐにでき、顔にも身体にも広げやすい仕上がりです。すすいだ後はぬるつきが残りにくい一方、肌表面の水分を奪いすぎない感覚がありました。
無添加せっけんは、泡立てネットを使えば十分な泡になりますが、手だけで泡立てると少し時間がかかります。香りがほぼないため、洗顔料やボディソープの香料が苦手な人には使いやすいでしょう。オリーブオイル石けんは泡がやや大きく、油脂らしい香りが洗っている間だけ残ります。
薬用デオドラント石けんは泡の量よりも、洗い上がりのさっぱり感が印象に残りました。香りは強すぎないものの、無香料を好む場合は存在感があります。汗をかいた日の首まわりや背中には気持ちよく使えますが、乾燥する季節には洗浄時間を短めにしたほうがよさそうです。
一ヶ月使って分かった肌あたり
乾燥しやすい腕やすねで使い続けたところ、しっとり感ではマイルド保湿石けんが優勢でした。入浴後すぐに保湿剤を塗る必要はありますが、洗った直後のつっぱりが比較的穏やかです。冬のボディソープを探している人や、洗浄力の強い石鹸が合わなかった人に向いています。
無添加せっけんは肌状態の変化が分かりやすく、汗をかいた日はすっきり、乾燥した日は少しさっぱりしすぎる印象でした。余計な香りや成分を避けたい人には魅力的ですが、敏感肌に必ず合うとは限りません。赤みやかゆみが出た場合は使用を中止し、肌の状態を優先する必要があります。
オリーブオイル石けんは、洗い上がりに油分が少し残るような感覚がありました。乾燥肌には使いやすいものの、夏場や皮脂が多い部位では軽さが足りないと感じる可能性があります。薬用デオドラント石けんは脇や足に使うと爽快ですが、顔や乾燥しやすい部位には毎日使わないほうが無難でした。
溶けやすさと使い勝手
一ヶ月の使用で差が出たのは、浴室での溶けやすさです。石鹸置きに水がたまりやすい環境では、柔らかいタイプほど底面が崩れます。使用後に水を切り、風通しのよい場所で乾かすだけでも、最後まできれいに使いやすくなりました。
比較的扱いやすかったのは、硬さのある無添加せっけんと薬用デオドラント石けんです。マイルド保湿石けんとオリーブオイル石けんは、濡れたまま置くと表面が柔らかくなりやすい傾向がありました。石鹸ケースを使う場合は、底に水がたまらないすのこ付きのタイプが適しています。
形状はすべて手に収まりやすく、角が鋭すぎないため、身体を洗うときに扱いにくさはありません。刻印や装飾が少ないので、浴室の生活感を抑えたい人にも好印象です。ただし、家族で共用すると種類を見分けにくいため、置き場所を分けると便利でした。
価格と目的別の選び方
価格重視なら、複数個入りの無添加せっけんが候補になります。1個あたりの金額を抑えやすく、香りの好みも分かれにくい商品です。顔と身体の両方に使う場合は消費が早くなるため、単品価格ではなく、内容量と使用期間で考えると選びやすくなります。
乾燥対策を優先するならマイルド保湿石けん、汗やニオイへの対応を重視するなら薬用デオドラント石けんが向いています。オリーブオイル石けんは、しっとりした洗い上がりと自然な油脂感を好む人に合います。香りを避けたい場合は無添加せっけんが最初の候補です。
一ヶ月使った総合的な印象では、家族で使いやすいバランス型がマイルド保湿石けん、最もシンプルなのが無添加せっけん、夏向きの爽快感なら薬用デオドラント石けんでした。肌質だけでなく、季節、使う部位、浴室の保管環境まで考えると、自分に合う無印良品の石鹸を選びやすくなります。
無印良品の固形石鹸を購入する際は、店頭で香りを確認し、価格と内容量を比べてから選んでみてください。使い始めは腕など狭い範囲で試し、使用後のつっぱりや赤みを確認しながら、洗顔用・身体用を使い分けると安心です。